text by mizuiro
edit by GAMEZINE
SHARE
2016年1月23日、CyberZが運営する次世代型e-Sportsイベント『RAGE』 Vainglory のGRAND FINALSがベルサール秋葉原にて開催され「Team GL」が優勝しました。
今回は、「次世代型e-Sportsイベント」を生で見てきましたのでそのレポートも含めて掲載します。
[adsense1]
次世代型e-Sportsイベント『RAGE』 Vainglory
CyberZが運営する次世代型e-Sportsイベントということで注目を集めている『RAGE』は、一般的なe-Sportsイベントと何が違うのでしょう。
その疑問はイベントが始まってすぐに解決することになります。
記者会見時にも語っていた『RAGEはK-1の様な一大産業を創る』というものが詰まっていました。
一番感じたのは観客に配られた「スティックバルーン」です。
盛り上がるシーンでは観客が拍手の代わりにスティックバルーンを用いて盛り上がっていました。
実況はStanSmithさん、解説はMoksonさんが行っており、会場は大盛り上がりでした。
ステージの中央には大型のディスプレイがあります。
その他に両脇に2つ、選手の座席に一つずつの合計9個のディスプレイがあり、観戦することを意識した作りとなっていました。
また、選手の椅子には『RAGE』のロゴが入った「DXRACER」が採用されており、コアなファンも心が踊る様な空間となっていました。
MCにはテレビで活躍しているハリー杉山さん、折井 あゆみさんのお二人。
更に応援マネージャーとして笠原美香さん、神沢有紗さんのお二人もイベントを盛り上げていました。
大会結果
1位 Team GL ・・・ 100万円/Super Evil Megacorp本社ツアー/Vainglory国際プレミアムリーグ(VIPL)の出場権
2位 Divine Brothers ・・・ 50万円/特注フィギュア
3-4位 ILLMATIC ・・・ 25万円
3-4位 PotentiaL ・・・ 25万円
配信録画
- 準決勝 第1試合 ILLMATIC VS Team GL
- 準決勝 第2試合 PotentiaL VS Divinie Brothers
- 決勝戦 Team GL VS Divine Brothers
- エキシビジョンマッチ RAGE All Stars VS Invincible Armada
準決勝 第1試合 ILLMATIC VS Team GL
ILLMATIC 0-2 Team GL
ILLMATICには世界大会「VIPL」に出場し世界を経験しているsenpan選手とtake it easy5選手が所属している強豪チーム。
Team GLはVaingloryの国内最大級の規模を誇るギルドから選ばれた3人で結成したチーム。
試合が始まる前の煽りムービーでは、知り合い同士で当たりたくない相手とコメント。
1試合目のファーストキルは3分30秒付近で3対2の有利な状況を作れたILLMATICから始まります。
しかし、その後Team GLが有利に試合運びを行い、28分付近で2回目のクラーケンを取ったTeam GLがそのまま試合を決めました。
2試合目はTeam GLのキルから試合が始まり、最後はやはりクラーケンを使用し勝利を収め、Team GLが決勝へ進むこととなりました。
ILLMATICメンバー
Team GLメンバー
準決勝 第2試合 PotentiaL VS Divinie Brothers
PotentiaL 1-2 Divinie Brothers
PotentiaLは関西のチームでこの試合に勝って一気に知名度を上げたいと意気込む。
Divine Brothersは、過去に世界大会「VIPL」にも出場したことがあるチームで帰ってきた伝説と紹介されています。
やはり、世界大会出場経験がある伝説とまで言われるチームDivine Brothersが優勢という空気が流れている所、その空気をぶち壊したのはxtanx選手の2連続キル。
そのまま1試合目はPotentiaLの勝利となります。
しかし、2試合目から一気にDivine Brothersが流れを掴み、まさかの1キルもさせずにDivine Brothersが2試合目、3試合目を勝利し、決勝へ進出します。
PotentiaLメンバー
Divinie Brothersメンバー
決勝戦 Team GL VS Divine Brothers
Team GL 2-1 Divine Brothers
1試合目、9分くらいまではDivine Brothersのペースで試合が動きます。
しかし、Divine Brothersが無理してタレットを割ったことでHPが低いことを利用してTeam GLは集団戦を行い、全員をキルし、逆転します。
13分からの集団戦でもTeam GLのSTR1125選手がナイスプレイを魅せ、そこから資金差が付き始めます。
その後もクラーケンを駆使し、更に完璧な集団戦により差をつけ、Team GLが勝利します。
2試合目、20分30秒付近に起こるクラーケン付近での集団戦で見事にTeam GLが勝利し、1試合目の逆転を思い出すが、やはり生きる伝説と言われるDivine Brothersの力を発揮し、2試合目はDivinie Brothersの勝利となり、決勝戦は3試合目までもつれ込みます。
決着がつく3試合目は慎重になったのか、静かな立ち上がりとなりました。
7分頃に鉱山付近で行われた集団戦で獲得したのはDivinie Brothersとなったが、集団戦での勝利はTeam GLとなります。
しかし、すぐ後に集団戦が行われDivinie BrothersのDejiwo選手のナイスプレイによりDivinie Brothersがエースを獲得します。
そのまま試合の流れを持っていくと思われましたが、19分付近で行われた集団戦でTeam GLのsilver77選手が反射ブロックを使用したナイスプレイを魅せ、Team GLはクラーケンをゲットします。
流れが大きく変わりTeam GLのsilver77選手がミラクルプレイを魅せ、2対1の状況で2キル。実況も思わず「シルバァァァ」と叫びました。
そのまま試合を決め、Team GLが優勝となりました。
と、イベントが終わったと思った時、会場が暗くなります。
エキシビジョンマッチ RAGE All Stars VS Invincible Armada
サプライズゲストとして「VIPL」準優勝チーム「Invincible Armada」が登場します。
silver77 選手、 STR1125 選手(Team GL)、SLASHmoon 選手によるRAGE All Starsとエキシビションマッチが実施されました。
試合は、RAGE All Starsとなっています。
エンディング
エンディングでは、主催のCyberZ取締役、大友真吾氏から「RAGE vol.2」が2016年春に開催されることが明かされました。
また、MOBAタイトル以外のe‐Sports大会も計画しているとのことなので他タイトルのプレイヤーも期待して良いのではないでしょうか。
関連リンク
[adsense2]