text by Peppe
edit by GAMEZINE
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2026年7月25日(土)26(日)の2日間、東京都立川市にあるアリーナ立川立飛にて『VALORANT Challengers Japan 2026 SEASON FINALS』が開催された。本大会は、Split2を勝ち抜いた4チームによるシーズンの集大成となる大舞台であり、Day2のGRAND FINALS進出へ向け、負けられない戦いが繰り広げられた。
『VALORANT Challengers Japan 2026 SEASON FINALS』のこれまで
『VALORANT Challengers Japan 2026 SEASON FINALS』には、Split 2 Main Stageを勝ち抜いたREJECT、QT DIG∞、RIDDLE ORDER、IGZIST、FENNEL、CREST GAMING Zstの6チームが進出。Main Stage上位2チームのREJECTとQT DIG∞は準決勝からの出場となり、オフライン開催が確定していた。一方、RIDDLE ORDER、IGZIST、FENNEL、CREST GAMING Zstの4チームはオンラインで準々決勝を戦い、IGZISTがRIDDLE ORDERを、FENNELがCREST GAMING Zstを下して準決勝へ駒を進めた。
試合内容
SEMIFINALS Match1 REJECT vs IGZIST
RIDDLE ORDERを下しオフラインへの進出を決めたIGZISTか、VALORANT Champions Tour Pacificでプレイ経験のある、Dep選手やJremy選手を有するREJECTが勝利するのか、注目の一戦となった。
MAP1:Haven (IGZIST pick)
REJECT 13 – 3 IGZIST
REJECT
BRIAN ソーヴァ
Dep ネオン
Jremy フェニックス
Persia オーメン
Yoshiii チェンバー
IGZIST
Frxeez キルジョイ
kAyle オーメン
oitaN ヴァイパー
popogachi ソーヴァ
SID ネオン
Yoshii選手の使用するチェンバーが終始活躍を見せていた。オペレーターによるファーストブラッドやヘッドハンターでのキルなどを見せた。IGZISTもミッドのプッシュを行うなどのアクションを行うも、REJECTも人数をかけてエリアを取り返して人数有利を常に作り出し、ラウンド取得を重ねたREJECTがMAP1のHavenを取得した。
MAP2:Sunset(REJECT pick)
REJECT 13 – 11 IGZIST
REJECT
BRIAN ソーヴァ
Dep ネオン
Jremy フェニックス
Persia オーメン
Yoshiii サイファー
IGZIST
Frxeez デッドロック
kAyle オーメン
oitaN ヴァイパー
popogachi ソーヴァ
SID ネオン
REJECTの守り方を対策できていたかのようにアタッカーサイドで7本連続取得し、一時は7-0のスコアを付けたIGZIST。しかしREJECTがアタッカーサイドに代わると状況が一変し、REJECTがラウンドを連続取得する展開に。IGZISTもSIDのネオンを中心にラウンドを取得するも、REJECTの勢いを止めることができず、MAP2の取得もREJECTとなった。
最終スコアは2-0でREJECTが勝利し、GRAND FINALS進出を決めた。Dep選手とJremy選手の2デュエリスト構成とフィジカルの強さがチームのプレイスタイルにとても合っている印象を受けた。IGZISTはヴァイパーを有する2コントローラー構成でエリア管理を行うも、REJECTの突破力が上回っていた。GRAND FINALSでもこの勢いのまま勝ち進むことができるのか、要注目である。

SEMIFINALS MATCH2 QT DIG∞ vs FENNEL
昨年行われた『VALORANT Challengers Japan 2025 SEASON FINALS』で惜しくも2位という結果となり、今大会でのリベンジを目指すFENNELか、Split2でREJECTに次いで2位と好成績を残し、順調に勝ち進んできたQT DIG∞が勝利するのか、REJECTが待つGRAND FINALSに向けて、負けられない戦いとなった。
MAP1:Ascent(FENNEL pick)
QT DIG∞ 14 – 12 FENNEL
QT DIG∞
KIPPEI オーメン
Margaret サイファー
Misaya ソーヴァ
Pkm ジェット
Yuran ヨル
FENNEL
Aace ソーヴァ
Anthem KAY/O
CLZ サイファー
GangPin オーメン
Hals ジェット
FENNELが武器不利な状況の際、MIDでの5人並んでのピークを行い、会場にはどよめきが走った。少人数戦ではCLZ選手の立ち回りがさえわたり、ラウンドを重ねていき、8-4で折り返しとなった。しかし、QT DIG∞も負けずとYuran選手の使うヨルを起点にラウンドを重ね、勝負はつかずOTへ。その勢いのままOTを2ラウンド獲得したQT DIG∞が、MAP1のAscentを取得した。
MAP2:Haven(QT DIG pick)
QT DIG∞ 13 – 5 FENNEL
QT DIG∞
KIPPEI アストラ
Margaret チェンバー
Misaya フェイド
Pkm ネオン
Yuran フェニックス
FENNEL
Aace フェニックス
Anthem ソーヴァ
CLZ サイファー
GangPin オーメン
Hals ネオン
Margaret選手のチェンバーが攻守ともに活躍を見せた。オペレーターやヘッドハンターでキルを重ね、圧倒的な強さを見せつけた。FENNELもHals選手を中心にサイトへのエントリーを決め、ラウンドを取得するシーンも見られたが、一歩及ばずにQT DIG∞がMAP2のHavenを獲得した。
MATCH2では、QT DIG∞がFENNELを2-0で下し、REJECTの待つGRAND FINALSへ進出を決めた。2024、25年の『VALORANT Challengers Japan』 ではFENNELには勝利することができなかったが、今年のQT DIGは一味違い、自分たちの構成の強みを生かし、局所的な撃ち合いを制していき、マップ取得へとつなげていった。REJECTの構成やプレイスタイルと共通する部分も見られるため、明日のGRAND FINALSでは激しい撃ち合いが予想されるだろう。

GRAND FINALS REJECT vs QT DIG∞
元Nongshim RedForceで同じチームとして戦ったMargaret選手とPersia選手、元ZETA DIVISIONで共に戦ったDep選手とYuran選手と、それぞれのチームに同じチームで戦った経験のある選手が敵同士で戦うこととなった。この旧友同士の戦いに注目が集まる。

MAP1:Split (QT DIG∞ pick)
REJECT 13- 4 QT DIG∞
REJECT
BRIAN フェイド
Dep ネオン
Jremy フェニックス
Persia オーメン
Yoshiii ヴァイパー
QT DIG∞
KIPPEI オーメン
Margaret ヴァイパー
Misaya フェイド
Pkm ネオン
Yuran フェニックス
奇しくも同じエージェントピックとなった1試合目。8-4とREJECTが有利なラウンド状況で折り返しを迎え、その勢いのままREJECTが押し切り、MAP1の獲得はREJECTとなった。BRIAN選手のフェイドが攻守ともに活躍を見せた。味方のエントリーに合わせてのカバーでマルチキルを生み、また自身の撃ち合いの強さを生かしてキルを重ねていき、MAP1のMVPを獲得した。
MAP2:Lotus (REJECT pick)
REJECT 10 – 13 QT DIG∞
REJECT
BRIAN スカイ
Dep ネオン
Jremy ジェット
Persia オーメン
Yoshiii ブリムストーン
QT DIG∞
KIPPEI オーメン
Margaret サイファー
Misaya フェイド
Pkm ネオン
Yuran レイズ
REJECTはセンチネルなしの2デュエリスト、2コントローラーのエージェントピックという攻撃的なピックをみせ、会場にはどよめきが走った。QT DIG∞がアタッカーサイドでスタートしてから8連続でラウンド取得、相手の強気なエリア取りに対し的確にスキルを入れ、REJECTとの撃ち合いを制していく展開となった。Dep選手のネオンのマルチキルなどでラウンドを取り返し、追い上げを見せるも一歩及ばず、MAP2の取得はQT DIG∞となった。
MAP3:Haven (QT DIG∞ pick)
REJECT 13 – 6 QT DIG∞
REJECT
BRIAN ソーヴァ
Dep ネオン
Jremy フェニックス
Persia オーメン
Yoshiii チェンバー
QT DIG∞
KIPPEI アストラ
Margaret チェンバー
Misaya フェイド
Pkm ネオン
Yuran フェニックス
REJECTの細かい連携がこのマップでも光った。サイトへのリテイク、進行においてカバーキルを取り合い、ラウンドを取得していった。しかしMisaya選手のマルチキルでは会場全体に大きな歓声が上がり、REJECTに対して大きなプレッシャーを与えていた。REJECTがマッチポイントを握った後も、QT DIG∞も2ラウンド連取して追い上げを見せたが、REJECTがMAP3を勝ち取る結果となった。
MAP4:Breeze (REJECT pick)
REJECT 6 – 13 QT DIG∞
REJECT
BRIAN ソーヴァ
Dep ネオン
Jremy フェニックス
Persia ハーバー
Yoshiii ヴァイパー
QT DIG∞
KIPPEI ハーバー
Margaret サイファー
Misaya ソーヴァ
Pkm ネオン
Yuran フェニックス
Margaret選手の使うサイファーが攻守ともに活躍を見せた。アタッカーサイドでは1人で行動して情報を取得してチームの行動の指針にし、ディフェンダーサイドではサイト内でのマルチキルをするなど、センチネルのお手本といったプレイが見られた。相手の情報を終始握り続けたQT DIG∞がMAP4を取得し、勝負は運命のMAP5へともつれ込んだ。
MAP5:Ascent (Decider)
REJECT 11 – 13 QT DIG∞
REJECT
BRIAN ソーヴァ
Dep ネオン
Jremy フェニックス
Persia オーメン
Yoshiii サイファー
QT DIG∞
KIPPEI オーメン
Margaret サイファー
Misaya ソーヴァ
Pkm ジェット
Yuran フェニックス
運命のMAP5。この試合で頂点が決まるため、観客は固唾をのんで選手たちのプレイを見守っていた。アタッカーサイドのQT DIG∞はPkm選手のジェットがマップを蹂躙していた。その勢いに感化され、チーム全体のスピード感も加速していき、また折り返し前のラウンドでは、Margaret選手のサイファーが1vs3クラッチを決め、会場では大きな歓声が上がり、一気にQT DIG∞のペースへ。3-9でサイド交代となった。しかしREJECTも意地を見せる。5人全員でのサイト侵入の際、カバーラインを徹底しトレードキルを重ね、10-10と追いつく展開に。11-11でQT DIG∞が武器不利な状況。Pkm選手のジェットのブレードストームでクアドラキルをもぎ取り、流れを引き寄せ、先にマッチポイントを握ったのはQT DIG∞。その勢いのままラストラウンドもPkm選手のトリプルキルでMAP5をとり切った。
お互いのピックマップを取り合う波乱の展開。どちらのチームも2デュエリスト構成を生かした速いスピードで試合が進み、キルを取り合う熾烈な戦いであった。それに応じて、会場のボルテージも試合が進むごとに上がっていった。Pkm選手のジェットのアグレッシブなプレイに対策が追いつかず、最終的に優勝を果たしたのはQT DIG∞。準優勝はREJECTとなった。

会場の様子
来場者特典
会場ではチケット購入者への来場者特典として、Split2 Main Stageに進出した全8チームのチームカード(全8種)がランダムで1枚配布された。
さらに、アップグレードチケット購入者には、通常特典に加えて自分の好きなチームを選べる、ホロ加工付きスペシャルチームカードもプレゼントされた。

チーム出展ブース
会場内には、Split2に出場した8チームの出展ブースに加え、MURASH GAMING、WEC Cのブースも出展。グッズ購入や所属選手との交流を目当てに、多くのファンで賑わいを見せた。
選手がサインを書いたり、ステッカー配布やタオル配布、ファンミーティングが開催されたりなど、多様なファンサービスが見られた。
CREST GAMING Zstのメンバーも現地に参戦し、手作り感あふれる商品一覧が人々の目を引き付けていた。


WEC Cのメンバーも現地に駆け付け、ファン対応やグッズ販売を行っていた。



2日目も引き続き各チームの出展ブースが賑わいを見せた。DetonatioN FocusMeとVARRELも出展をし、多くのファンがグッズを求めてブースに集まった。
VALORANT CHALLENGERS JAPAN 公式サイトより引用
DetonatioN FocusMeのブースでは、現在もVALORANT Champions Tourで活躍しているDetonatioN FocusMe VALORANT部門の選手に対応したアクリルスタンドやキーホルダーなどが発売されていた。ブースは多くの熱狂的なファンでにぎわっていた。

VALORANT CHALLENGERS JAPAN 公式サイトより引用
VARRELのブースでは、商品販売以外に射的などのレクリエーションも行われており、来場者が楽しめるようなブースとなっていた。ほかにもちぃたん☆の撮影会などにより、多くの来場者でにぎわっていた。

企業ブース
ふもっふのおみせ
ゲーミングデバイス専門店「ふもっふのおみせ」のブースではマウスやキーボードの他にアケコン等も販売している。店員さんに性能を聞いたり、実物を触りながらデバイスを見られるのが特徴だ。

Redbull
VCJ会場に設置されたレッドブルバーでは豪華商品が当たるキャンペーンが行われた。レッドブルを1缶買うと1回くじを引くことができ、プレミアムシートや、INZONE各種アイテムが誰でもゲットできるチャンスであった。
INZONE
INZONEブースでは実際にVCJで使用されている大会公式モニターやヘッドセットを使ってスカーミッシュをプレイすることができた。
さらにロングインターバル中には『豪華ゲストから勝ち取れ!INZONE Buds争奪2vs2スカーミッシュ チャレンジ』が開催され、ゲストとしてnethさん、xnfriさん、Blackwizさんが登場。ブースは盛り上がりを見せた。

会場限定グッズ
会場限定グッズの販売コーナーには、開場直後から多くのファンが列をなした。
8チーム分のトレーディングカード、チームロゴステッカー、タオル、Tシャツ、ペンライトなどが販売された。
コラボドリンク
会場内では各チームとのコラボドリンクも販売されていた。

T.N.T スペシャルミニライブ
オープニングでは手越祐也さんがボーカルを務める、「T.N.T」によるスペシャルミニライブが実施された。圧倒的なパフォーマンスを披露し、来場したお客さんを釘付けにしており、今大会応援ソングの「RADIANT」をはじめとした3曲が披露され、会場を熱狂の渦に包みこんだ。
Offline Watch Party
会場では、Offline Watch Partyも実施され、nethさん、adeさんが試合を観戦する光景が見られた。
2日目も引き続き会場でのOffline Watch Partyが開催された。adeさんとyueさんが観戦する光景が見られた。
スカーミッシュ
Day1の締めくくりには、adeさんとMeatPieN選手を迎え、「スカーミッシュ対戦会」が開催された。公式物販で8,000円以上購入した来場者から抽選で選ばれたファンが、憧れのプレイヤーたちと直接対戦を行った。
VALORANT Challengers Japan 公式Xより引用

2ND CAREER SHOW MATCH

VALORANT CHALLENGERS JAPAN 公式サイトより引用
2日目の始まりは、2ND CAREER vs TEAM VCJによるショーマッチから行われた。2ND CAREERのユニフォームがオフラインで初お披露目となり、会場では登場と同時に大きな歓声が上がった。
MAP : Summit
2ND CAREER 13 – 12 TEAM VCJ
2ND CAREER
crow ソーヴァ
Laz チェンバー
Biju オーメン
takej ウェイレイ
xnfri フェニックス
JUNiOR (コーチ)
TEAM VCJ
KEN ジェット
Minty チェンバー
TENNN フェニックス
Allen オーメン
MeatPieN フェイド
2ND CAREERがディフェンダーサイドでのスタートから5本連続取得し、連携力の高さを見せる。TEAM VCJもタイムアウト後、対策を共有し3本連取するといった熱い攻防が繰り広げられる。7-5で2ND CAREERが多くラウンドを取得して折り返しへ。試合を通して両チームのフェニックスのマルチキルでのラウンド取得が印象的だった。一糸乱れぬ攻防が続き、12-12となってサドンデスへ。最後のラウンドではLaz選手のチェンバーのクアドラキルでラウンドをとり切り、13-12で2ND CAREERが勝利した。

抽選会
インターバル間に会場の座席番号がランダムで当たる抽選会が行われ、豪華景品のラインナップに多くの人が関心を寄せていた。景品はキーボードなどのデバイスから、T.N.Tのオフィシャルグッズなど、多種多様な景品があった。
VALORANT CHALLENGERS JAPAN 公式サイトより引用
手越祐也さんによる特別オープニング
GRAND FINALSのオープニングでは、手越祐也さんがボーカルを務めるロックバンド「T.N.T」のVALORANT Challengers Japan 2026 大会応援ソング である「RADIANT」が生披露された。手越さんの力強い歌声が流れる中、QT DIG∞、REJECTの両選手が入場し、会場のボルテージが一気に高まった。
総括
2日間を通じて、「VALORANT Challengers Japan 2026 SEASON FINALS」はこの時期の暑さに匹敵、それ以上の熱気あふれるイベントとなった。GRAND FINALSでは最終マップまでもつれ込み、OT直前といった拮抗した試合となり、選手、観客ともにヒートアップしていった。
優勝を果たしたQT DIG∞のメンバーであるMisaya選手のインタビューでは、「個」のプレイではなく、「チーム」としてプレイができたことが今回の優勝の要因となったと述べた。『VALORANT Challengers Tour Pacific』のStage2 Play-Insにおいても、本日と同様のプレイで勝ち進んでいくことができるのか、目が離せない。
関連リンク
公式サイト : https://playvalorant.com/ja-jp/
公式X(旧Twitter): https://x.com/valesportscl_jp
Youtube : https://www.youtube.com/@VALORANTjp
Twitch : https://www.twitch.tv/valorant_jpn
配信アーカイブ
Youtube : https://www.youtube.com/live/tbytCjPIg9o?si=9xIP9Egj93gjXN0v

