みずイロです。今回はソーシャルリードという立場で競技委員会に参加させていただきます。

Overwatch Esportsのウェブサイトにて『オーバーウォッチワールドカップ2026』に関するスケジュールやトーナメントのシステムが英語で公開されているので、日本語に翻訳しながらまとめたいと思います。

この文章ははねさんにお手伝いいただきながら書いています。

大会を経るたびに、世界の強豪国との距離を確実に縮めている日本代表。前回大会である『オーバーウォッチワールドカップ2023』では、サウジアラビアに0-2で敗北するも、充実した内容でその年の優勝国を追い詰める活躍が見れたと思います。3年ぶりのオーバーウォッチワールドカップに向け、注目ポイントと日本が乗り越えていく道のりをまとめました。

ここからは、公式サイトに記載のある情報に対して、日本代表にとってどういうものなのかを解説します。

オーバーウォッチ ワールドカップ 2026 出場チーム

 

2026年大会では、合計30チームが出場します。

  • 招待チーム:19チーム
  • ワイルドカードチーム:11チーム

招待チームは、2023年大会の上位16チームと、EMEA地域の上位3チームから選出されています。
ワイルドカードチームは、2026年から新設される『カンファレンス・カップ』を通じて出場権を獲得します。

『オーバーウォッチワールドカップ』の参加チームは大舞台で競うだけではなく、大会の掲げるスポーツマンシップに則りコミュニティを盛り上げる存在です。もし自分の住む国や地域がこの30チームに選ばれなかった場合でも、参加の機会は用意されています。

《解説》

日本代表は、2023年大会でAPAC地域のカンファレンストーナメント(予選大会)を勝ち上がり、アメリカ・アナハイムで開催された本大会のグループ予選で9位-12位となったため、招待チームとして『カンファレンス・カップ』はスキップとなります。

 

出場チーム一覧

(オンライン予選の組分けは後日発表)

AMER

ブラジル
カナダ
コロンビア
メキシコ
アメリカ合衆国
AMER ワイルドカード #1
AMER ワイルドカード #2
AMER ワイルドカード #3

EMEA

デンマーク
フィンランド
フランス
イギリス
ノルウェー
サウジアラビア
スペイン
スウェーデン
EMEA ワイルドカード #1~#5

ASIA

オーストラリア
中国
香港
日本
韓国
タイ
ASIA ワイルドカード #1~#3

過去優勝国(優勝年/通算タイトル数)

韓国 — 2016、2017、2018(3回)
アメリカ — 2019(1回)
サウジアラビア — 2023(1回)

《解説》

同じASIA地域にはこれまで1度も勝利したことのない韓国のほか、2017年本選出場をかけたプレイオフにて接戦を繰り広げたオーストラリアなど因縁の相手が勢ぞろい。

《各対戦国との対戦成績》

オーストラリア

2017 Sydney Qualifier Playoff 2-3
2023 APAC Derby 3-1 (コミュニティ大会)

中国

対戦履歴なし

香港 

2016 Asia-Pacific Qualifier 2-0
2018 Incheon Qualifier 4-0
2023 Asia-Pacific Conference 2-0

韓国

2018 Incheon Qualifier 0-4
2023 Asia-Pacific Conference 0-2

タイ

2016 Asia-Pacific Qualifier 0-2

2026年 OWWC スケジュール概要

2025年11月30日

全チーム(招待/ワイルドカード候補)の競技委員会および各役職(GM、コーチ、ソーシャルリード)の応募受付開始

2026年2~3月

ワイルドカード向けカンファレンスカップ開催(3月)に伴い、 チームトライアウトを2~3月にかけて実施

  • ワイルドカードチームはカンファレンスカップ専用ロスターを提出
  • 夏のオンライン予選進出時にはロスター更新可能
  • 招待チームは4月までにロスター確定

 

《解説》

2月21日(土)に日本の競技委員会および各役職が発表され、選手のトライアウトについても正式に情報を発信しました。2026年に日の丸を背負うのはどの選手になるのか、ぜひ皆さんご応募ください。

大会フォーマット

カンファレンスカップ(2026年3月/オープン形式)

  • AMER:3枠
  • EMEA:5枠
  • ASIA:3枠
    FACEITを通じてオンライン開催。

オンライン予選(2026年夏/24チーム)

オンライン予選は、上記図の通り、AMERとASIAは2グループ、EMEAは3グループに分かれ、トーナメントが行われます。各グループの上位2チームがグループステージへ進出。
さらに2023年大会王者サウジアラビアと準優勝の中国はオンライン予選をスキップ、グループステージへ進出します。なお、2023年に最も好成績だったEMEAは追加枠を獲得しています。

《解説》

日本代表は、ASIAグループに分類され、2023年大会準優勝の中国を除いた8チームでオンライン予選を勝ち抜く必要があります。この予選で早くも韓国やオーストラリアといった因縁深い相手と同グループになる可能性がある。2026年の日本代表はこの困難が予想されるオンライン予選を勝ち抜く必要がある。

グループ抽選(2026年夏)

グループステージに先立ち、上位16チームがオンライン予選で4チームずつ4つのグループに分かれます。抽選プールはオンライン予選の成績と順位に基づいて決定されます。

グループステージ(16チーム)

4 チームからなる 4 つのグループが、1 回の総当たり戦です。各グループの上位 2 チームが BlizzCon 2026 に進出します。

《解説》

ASIAの強豪を倒しても、その後に待ち構えるのは他カンファレンスから勝ち抜いたAMERやEMEA、そして前回大会優勝と準優勝のチームたち。これまで日本代表は何度もグループステージに進出しているが、ここで強豪チームに敗退している。2023年はサウジアラビアとアメリカで、両代表とも世界大会優勝の経験あるチームだった。このグループの組み分けが日本代表にとって大きなカギとなる。

多様なリージョンから各国が参加することで、時差やpingの問題などが発生するため、ここからオフライン大会となることが予想されます。開催場所やスケジュールの発表が気になりますが、例年通りだとBlizzConの1,2週間前に各国代表が集まり別会場でグループステージが行われることが予想されます。

BlizzCon 2026 決勝(アナハイム)

トップ8によるシングルエリミネーション。

《解説》

日本代表はBlizzConの地で観客の前でプレイをしたことがない。ここでプレイし、多くのファンに見守れながら優勝する姿を今年は届けたい。

日本代表ロスター規定

  • 最大7名
  • 2026年より「ブレイクスルー・プレイヤー」制度導入

ブレイクスループレイヤー

  • 各チーム1名まで(スターティングメンバー7名のうちの1枠を取得)
  • 同じカンファレンスに所属してなければならない
  • OWWC2026の参加国/地域外の出身でなければならない

(たとえば、OWWC出場国に含まれている韓国の選手が他のアジアチームのブレイクスルー・プレイヤーとして出場することはできません)

  • この枠は必須ではない
  • ワイルドカードチームはカンファレンスカップ終了後から使用可能。

公式FAQ(抜粋)

応募資格
18歳以上(2025年11月29日時点)
GM/ソーシャルリードは代表国の市民・永住者
Battle.netアカウントが良好な状態であること

賞金分配
委員会メンバーもチームメンバーとして均等配分対象

参加に必要な書類
有効なパスポート
必要に応じて政府発行の身分証明書
代表国と一致する居住登録済みBattle.netアカウント

最後に

皆さん、どんな日本代表が見たいですか?競技委員会のメンバーをみて、VARREL中心だと思った方もいるかと思いますが、GMのハワードさんやPainさんに話を聞くとVARRELメンバーを中心とせず、日本代表を組織する意気込みでした。皆さんが考える最強の5人のヒーローたちを妄想してみて、ぜひXで投稿してみてください。

引用元

Initiate World Cup Protocol