text by Chaba(Rio Takeno)
edit by GAMEZINE
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2025年11月23日、東京の渋谷にある「シブヤeスタジアム」にて、株式会社プレイブレイン主催の『2XKO』公式大会『JAPAN KNOCKOUT Presented by PLAYBRAIN(以下、『JPKO』)』のオフライン決勝が行われた。11月8日、9日に開催されたオンライン予選を勝ち抜いた上位8チームの9選手が出場。
グランドファイナルに進んだのは、いこあん選手。対するは、ウィナーズファイナルにて、いこあん選手に敗れた2WINz(Toshi選手、Haru選手)のデュオチームがルーザーズを勝ち進み、再戦に。
グランドファイナルでは、2WINzの追い上げもあり、セットカウント1-3と一度リセットの展開に。しかし、いこあん選手が冷静に持ち直し、3-1で勝利。『2XKO』のタイトルにおいて、日本初のコミュニティ大会での優勝を決めた。
※本文は2026年1月21日に発行した『GAMEZINE Vol.34 2XKO 大解剖』に掲載されたインタビューです。
Photo,Text Rio ”Chaba” Takeno
「アジアの強豪」としての自覚、そして最大の壁だった「2WINz」への対策
――優勝おめでとうございます。
いこあん:ありがとうございます。
――ありがとうございます。ではまず、今回の大会『JPKO』で優勝した率直な感想を教えてください。
いこあん:めちゃくちゃ嬉しいっていうのと、ちょっと安心したというか。自分がこのゲームで、アジアの中だと強い方っていう自覚はあったんですけど、その中でも対戦相手として一番注目してたのが、グランドファイナルとウィナーズファイナルで戦った2WINzの二人でした。この二人に勝てれば、多分優勝できるんじゃないかなっていう意識で取り組んでました。
――今回大会の中で、全体で一番苦しかった試合や戦いにくかった選手はいらっしゃいますか?
いこあん:やっぱり2WINzの試合ですね。特にグランドファイナルのリセットをかけられた時は、自分の中で「ちょっと、これもしかして厳しいかな」と。ウィナーズファイナルを3-0で勝てて、そこまではすごく調子が良かったんですが、逆に「手の内を見せすぎてしまったかもしれない」という不安がありました。同時に「これはちょっともう一回気引き締めないといけないな」と思い、リセット後はちゃんとある程度落ち着いて、いつも通りの動きに近い動きができたかなと思います。
――デュオを相手にする際に、意識している対策はありますか?
いこあん:デュオが相手の試合は、相手がコミュニケーションを取りながらやっているので、自分の癖が読まれやすいと思います。自分の癖を何回も出しちゃうと、早い段階で相手に読まれて対策されてしまいます。なので、試合の中で余裕があれば、動きを変えてみたり、逆に相手のプレイスタイルや癖を読めるように、デュオ相手の対戦では特に意識しています。
――ご自身の中でデュオで出場するっていうのは選択肢としてどのぐらいありますか?
いこあん:デュオならではの強みが確実にあると思っているので、ちょっと試してみたいという思いはあります。でもやっぱり、一緒に練習できる人を探したりしないといけないですし、相手の意向もあるので、まあ難しいかなと思いつつ、可能性を模索してみたいとは思ってます。
実戦と検証が生み出す『2XKO』の無限の可能性
――ありがとうございます。『2XKO』の魅力や面白さは、どんなところだと思いますか?
いこあん:僕は格闘ゲームの中では特にトレーニングモードが好きで、色々なコンボだったり、アシストを絡めた連携だったり、とにかく自分で一人で調べるのが好きなんです。『2XKO』は、今までやってきた格闘ゲームの中だと、特にトレーニングモードが面白いです。
実際に対戦に行って、「あ、この連携もしかして強いんじゃない?」というのを実戦で発見して、それをトレーニングモードで試すみたいな。そういった、循環が生まれていくのが、自分はすごく面白いなと思いますね。
――これから『2XKO』を始める初心者の方へアドバイスをお願いします。
いこあん:やっぱり、何よりもトレーニングモードをやりましょう。格闘ゲームの基礎練習は、とても大事です。今回の結果にも繋がったんじゃないかと思います。まずは、システムとして用意されている「パルスコンボ」のように、ボタンを連打するだけで出せるコンボもあります。
あとは、『リーグ・オブ・レジェンド』で好きなキャラを使ってみて、このゲームを面白いと感じてもらえたら、強いと思うキャラを使ってみるのも良いと思います。
――では、『2XKO』のこういうところがもっと盛り上がりそうと感じる部分はありますか?
いこあん:盛り上がりそうで言うと、現状アーリーアクセスの期間ですので、これがいわゆるコンソール版とかが出た時に、もっと新規のプレーヤーも増えたりするんじゃないかなと思います。
(※2026年1月21日の正式ローンチに伴い、XBOX SERIES X
S、PLAYSTATION®5のコンソール版もリリース。)
国内外のトーナメントを席巻する、いこあん選手の次なるステップ
――『2XKO』をプレイされていく中で、今後どのような活動をされていきたいですか?
いこあん:直近の話になりますが、タイで『Thaiger Uppercut Championship(TGU)』という大会があり、その『2XKO』部門に出場する予定です。出れる大会は出ていきたいなと思ってます。
――ありがとうございます。今後の目標を教えていただけますでしょうか?
いこあん:今回優勝し、アメリカで開催される『Frosty Faustings XVIII 2026(FFXVIII)』に参加させていただけるようになったので、当面はそこでいい結果、優勝を目指していきたいと思ってます。
個人的には、今後『2XKO』がさらに盛り上がった際には、サポートしていただけるチームなどからお声がけいただけたら嬉しいです!
いこあん選手は、2026年1月27日に、DetonatioN FocusMeへの加入を発表。
2026年1月29日~2月1日に、アメリカ・イリノイ州ロンバードで開催された『Frosty Faustings XVIII 2026(FFXVIII)』では、最終順位は17位タイという結果に。
『2XKO』の日本公式大会シリーズとなる『2XKO JAPAN SERIES 2026』の開催も発表されている。
ここから始まる物語に、ぜひ注目してほしい。
いこあん
愛知県名古屋市出身。格闘ゲーム歴は10年。『2XKO』を始めたきっかけは、複数キャラクターを使うゲームが好きだから。
2025年11月に開催された国内初のRiot Games協賛大会『2XKO JAPAN KNOCKOUT』で優勝。さらに同月にタイで行われた『Thaiger Uppercut 2025 2XKO部門』でも頂点に立ち、瞬く間に世界トップクラスの実力を証明した。
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