概要 

 2026年1月12日(月)、パシフィコ横浜ノースにて『日本eスポーツアワード2025』が開催された。本イベントは、日本国内のeスポーツ界における功績を表彰する年に一度の祭典となっており、2023年度に初めて開催され、本年は一般社団法人日本eスポーツ連合と横浜市が主催となり、3度目の開催となる。
 表彰式典では、MCとしてモデル / 女優の貴島明日香氏、eスポーツキャスターのOooDa氏、岸大河氏、平岩康佑氏を迎え、ファンの方々の投票と審査委員会の審査により決定した3部門全16賞、55名の受賞者の表彰と、2025年MVPの発表・表彰が行われた。

イベント名:日本eスポーツアワード2025
実施日程:2025年1月12日(月)
会場:パシフィコ横浜 ノース
主催:一般社団法人日本eスポーツ連合
共催:横浜市
協賛:ソニーマーケティング株式会社 / スズキ株式会社 / NURO / 雪印北海道100 さけるチーズ / 味の素株式会社 / Nitto(日東電工株式会社) / 学校法人 岩崎学園 / WOVN.games

会場の様子

ミート&グリート

『第五人格』のプロゲーマーたちによるミート&グリートが行われ、多くのファンが会場に集まった。

INZONE/ZONE0ブース

INZONE/ZONE0ブースでは、ZETA DIVISION所属のファン太さん・takeraさんとの交流会が実施された。『ストリートファイター6』での対戦や、写真撮影が行われた。

NUROブース

REJECT所属のときど選手との交流会が行われ、 『ストリートファイター6』での対戦する様子が見られた

スズキブース

スズキブースでは『ストリートファイター6』のジュリをイメージしたバイク『GSX-8R Tuned by JURI』に跨がれた。takeraさんがまたがっている様子も見て取れた。

 

式典

MC: 岸 大河さん、貴島 明日香さん、OooDaさん、平岩 康佑さん

主催者挨拶

一般社団法人日本eスポーツ連合副会長 超智 政人 氏

昨年一年間を振り返ると、日本のeスポーツシーンは様々な出来事があった。サウジアラビアで開催されたEWC、こちらで日本人が大きな活躍を見せていただけた。国内では大阪万博でeスポーツのイベントや大会が開催された。更にストリーマーやVTuberを巻き込んだ大きなeスポーツのイベントが大盛況となった。教育や医療、介護でもeスポーツが活躍され、またその可能性を感じさせてくれた一年だった。この日本eスポーツアワードは日本のeスポーツシーンでご活躍された方を表彰するための祭典として開催させていただいている。プレイヤーやチームのみならず、企業や団体、幅広い方々に焦点を当てて、この功労を称えるそういったことが日本のeスポーツの発展に貢献できると信じています。


eスポーツオーガナイザー部門 eスポーツ大会賞

プレゼンター 日経BP 日経Gaming編集長 平野 亜矢 氏

・CAPCOM CUP 11

登壇者 株式会社カプコンEキャラクターライセンス事業統括 グローバルeSports事業部 副統括部長 田渕哲也 氏

 

・Apex Legends Global Series

登壇者 Electronic Arts Japan General Manager 野口ショーン 氏

・League The k4sen

登壇者 GANYMEDE株式会社 執行役員 制作部部長 岩田 遼太郎 氏

・VALORANT Challengers Japan 及び VALORANT Champions Tour Pacific

登壇者 合同会社ライアットゲームズ VALORANT Esports Japan Producer 泉航平 氏

eスポーツオーガナイザー部門 eスポーツゲーム賞

プレゼンター 株式会社KADOKAWA Game Linkage ファミ通グループ 代表 林克彦 氏

・Shadowverse: Worlds Beyond

登壇者 株式会社Cygames マーケティング本部部長 川上尚樹 氏

・ストリートファイター 6

登壇者 株式会社カプコン『ストリートファイター6』プロデューサー 松本脩平 氏

・VALORANT

登壇者 合同会社ライアットゲームズ VALORANT Brand Manager 佐藤 翔太 氏

eスポーツオーガナイザー部門  eスポーツチーム賞

プレゼンター eSports World 編集長 いのかわゆう 氏

REJECT

登壇者 株式会社REJECT マネジメント事業部長 宮崎 裕行 氏

・RIDDLE ORDER

登壇なし

・ZETA DIVISION

登壇者 GANYMEDE株式会社 執行役員 事業開発部部長 千葉 哲郎 氏

eスポーツオーガナイザー部門  審査員特別賞

・ 野々宮ミカ 氏

ライブエンターテイメント部門 eスポーツキャスター賞

プレゼンター 株式会社CELLORB 取締役副代表 豊田 風佑 氏

 ・ 友田一貴 さん

・ハメコ。 さん

・Jaeger さん

ライブエンターテイメント部門 ストリーマー賞

プレゼンター 株式会社イード社長室/「eスポーツの裏側」企画担当 森 元行 氏

・ドンピシャ さん

・ボドカ さん

登壇なし

・k4sen さん

代理登壇 GANYMEDE株式会社 執行役員制作部 岩田 遠太郎 氏

・SHAKA さん

代理登壇 GANYMEDE株式会社マネジメント部 第3マネジメント室タレントマネージャー 大橋 正俊 氏

ライブエンターテイメント部門 VTuber賞

プレゼンター GLOE株式会社 代表取締役 谷田 優也 氏

 ・ 天鬼ぷるる さん

代理登壇 REJECT ハイタニ さん

・獅白ぼたん さん

代理登壇 カバー株式会社 取締役 植田 修平 氏

・dtto. さん

代理登壇 REJECT Euriece選手

eスポーツプレイヤー部門 Under18eスポーツプレイヤー賞

プレゼンター テレビ東京シニアフェロー、STAGE:0統括プロデューサー 藤平 晋太郎 氏

 ・ドラ右(AREA310) 選手

・ひなお選手(REJECT)

代理登壇 REJECT ハイタニ さん

・ゆうき選手

・mkmldy選手(ZETA DIVISION)

eスポーツプレイヤー部門 スポーツゲームプレイヤー賞

・武藤 壮汰選手(Williams Sim Racing/名古屋OJA)

・Tess選手(DRX) 

eスポーツプレイヤー部門 マインドゲームプレイヤー賞

・たすく選手

・ゆうき選手

・summertimer選手(ZETA DIVISION)

eスポーツプレイヤー部門 MOBAプレイヤー賞

・Evi(福岡ソフトバンクホークスゲーミング)

・Obuyan選手(INSOMNIA)

・Rom選手(ZETA DIVISION) 

登壇なし

・Vitoppo選手(ZETADIVISION)

 

eスポーツプレイヤー部門 ノンセクションゲームプレイヤー賞

・ Alf選手(REJECT)

・DoLisu選手(ZETA DIVISION)

代理登壇 MiraiK さん

・Kznk選手(ZETA DIVISION)

eスポーツプレイヤー部門 シューティングゲームプレイヤー賞

・ Anitun選手(CAG OSAKA)

・JoxJo選手(RIDDLE)

登壇なし

・Meiy選手(DetonatioN FocusMe)

登壇なし

・Nico選手(VARREL)

・YukaF選手(FNATIC)

登壇なし

eスポーツプレイヤー部門 格闘ゲームプレイヤー賞

・ カワノ選手(GOOD 8  SQUAD)

・高木選手(RIDDLE ORDER)

登壇なし

・GO1選手(DetonatioN FocusMe)

・Laggia選手(REJECT)

・LeShar選手(DRX)

eスポーツプレイヤー部門 年間最優秀eスポーツプレイヤー賞

・GO1選手

コメント:選ばれて感極まってすみません。実は去年はCAGというチームに所属していまして、プロを引退しようと決意していたんですけど、DetonatioN FocusMeとお話があり、プロを続けさせていただけるとのことで、2025年は切磋琢磨頑張ってきて、まさかこのような光栄な賞をいただけると思っていませんでした。本当に皆様のおかげです。ありがとうございます。僕がプロになるときなんですが、社会人として働いているとき、妻に「プロゲーマーを目指したい。生活どうなるかわからへん」という風に行ったときにですね。妻が「いや、GO1ならいけるよ」と背中を押してくれて臨んだのがこのプロゲーマー人生です。今まで10年ほどになるんですけど、本当にこうなるとは夢にも思っていなかったんですけれども、これに慢心せず、これからも良い結果を積み重ねていければと思っております。本日はありがとうございました。

日本eスポーツアワード流行語大賞

表彰式典の前に、MCにOooDa氏と平岩康佑氏、ゲストとしてストリーマーであるCluch_Fiさん、ファン太さん、ハイタニさんを迎え、日本eスポーツアワード流行語大賞2025の発表が行われた。

・10位キケスコ(キコスケ)

ストリートファイタープロシーンにて2本先取した側が心理的に隙をつきやすく、逆転を許しやすい2-0の状況を指す言葉。発案者であるふ~ど選手の言い間違えからキコスケとも呼ばれる。大会のスコアが2-0になる度に、コメント欄を埋め尽くす共通言語となった。

・9位leage the k4sen

大人気ストリーマーk4senさんが主催し、ZETA DIVISIONが制作を手掛けた『Leage of Legends』の超大型イベント。半年間にわたるリーグ戦やオフラインでの決勝を経て日本のLoLシーンを再燃させる歴史的なプロジェクトへと発展した。ゲームをプレイする楽しさだけでなく、コミュニティ全員で熱狂する体験を創出した。

・8位 ヨのイのシのヨ

『第五人格』でREJECT所属のRaolie選手が勝利の瞬間に放った決め台詞。完璧な立ち回りで完封勝利した際にアドレナリン全開でヨのイのシのヨと叫んだのがきっかけ。互換の良さと縁起の良さから公式のハイライト動画やファンの間で勝利を祝う合言葉として定着した。

・7位 人読み7.5対策3.5

『SFL』にてFAV gaming所属のりゅうきち選手がインタビュー中に放ったひとこと。強敵ブランカ戦への準備について問われた際、キャラ対策をしてもどうにもならないと前置きしたうえで、「人読み7.5、対策3.5」の割合で挑んだと自信満々に回答した。しかし計算すると11割である。

・6位 なんだこいつ…

ネオポルテ所属の昏昏アリアさんがLTKの練習中に放った一言です。らいじんコーチによるいじりに対し、普段は素直なアリアさんが、本音で「なんだこいつ…」という言葉をこぼした。チームの深い絆を感じさせる名言として愛され、公式グッズ化を果たすほどの影響力を持った。

・5位 はあ?ヤバすぎだろ

ストリーマーとして活躍中のmittiiiさんの口癖。敵の神エイムやとんでもないプレイが起きた際の定番フレーズとして定着している。

・4位 工場長

VTuberの柊ツルギさんが、ゲーム配信中にPC用ゲームを誤って起動してしまった放送事故。そのゲームタイトルの一部である”ファクトリー”にちなみ、視聴者から即座に工場長という愛称を授けられた。本人のキャラクター性を象徴する二つ名へと昇華された。

・3位 キエー

VTuberである渋谷ハルさんがレスバ投稿の冒頭にキエーという文字列を付与することによって、見たくない人が自衛できるようにする、ミュートワード設定を提案。このユーモアあふれる自衛策が視聴者や配信者の間で爆発的にうけ、一気に定着した。

・2位 すまないねぇ

VTuber最強決定戦VARORANTの期間中、ぶいすぽっ!所属の夜乃くろむさんが発した言葉。本人は控えめな謝罪表現であったが、チーム名に取り入れられたことで一躍ミーム化した。葛葉の即興のネタ”たかしと~”と合体し、最終的に「ACSたかしのドライピークを待っててすまないねぇ」という極めて長いチーム名が誕生した。大会後も本人のシグネイチャーとしてあらゆるゲームシーンで連呼されていることから選出された。

・1位 極上

FF14のイベント『The k4sen』にて、ZETA DIVISION所属のClutch_Fiさんから生まれた言葉。高難易度のコンテンツに学者として挑んだ際、展開するバリアのことを極上のバリアと自画自賛し、連呼したことがきっかけ。いいプレイや満足のいく瞬間を指すミームとして定着している。

流行語大賞全体の感想

ハイタニさん:自分のやっていない界隈、ゲームのことを知れて、すごく見たくなった。勉強になりそうなので帰ったら見てみようかなと思う。

ファン太さん:知らず知らず使っている言葉の成り立ちを深く知れるいい機会だった。

クラッチさん:対象をとって使いづらさはあるんですが、2026年も極上使っていきます。

 

レッドカーペットイベント

MC 岸大河 氏、倉持由香 氏

パシフィコ横浜ノースのレッドカーペットに各受賞者たちが登場された。今回表彰式のMCを務められた岸大河さんと貴島明日香さんのお二方が受賞者の方に簡単なインタビューをし、『日本eスポーツアワード 2025』を盛り上げた。

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編集記

普段見ることができない正装姿のプロゲーマーやeスポーツ関係者を観ることができる年1回の貴重なアワードに今年も取材に行かせていただいた。

正直、年間最優秀eスポーツプレイヤー賞に選ばれたのが、幅広いタイトルで優秀な成績を収め、獲得賞金が1億円を超えたGO1選手で納得のいく結果になった。

格闘ゲームプレイヤーが2年連続で受賞していることもあり、来年は幅広いジャンルのプレイヤーが受賞する姿も見てみたい。

式典の中では、私も親交があったリールベルトさんやNoppoさんとの別れを惜しむ映像も流れ、心に来るものがあった。

みずイロ

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