text by mizuiro
edit by GAMEZINE
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※本文は2024年4月25日に発行したGAME STAR Vol.27に掲載されたインタビューです。フリーマガジン「GAMEZINE Vol.27」のダウンロードはこちら
No.27
プロゲーマー兼エンターテイナー
ゆきお インタビュー
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――まずは『ALGS Year 4』に向けてFNATICに移籍されましたが、新しいチームはいかがでしょうか?
海外チームに入るのが初めてで堅いイメージがあったのですが、とても柔軟に対応してくれる良いチームに入れたと思っています。昨年、ロンドンで開催されるPlayoffsの際には別チームに所属していたのですが、FNATICオフィスで練習させてもらいました。海外での活動も手厚いサポートがもらえる頼もしいチームです。
メンバーは、NORTHEPTION時代から組んでいるSatukiさんとFNATICの先輩のYukaFさんです。Satukiさんは陽気でうるさいんですけど、プレイは落ち着いてます。YukaFさんは気分屋さんですね。
――どういった経緯でFNATICに加入されたのでしょうか?
昨シーズン終了後、YukaFさんに呼び出されて「組んでみない?」って話をもらいました。『ALGS Year 3』が終わるまでは、一度もYukaFさんと絡んだことがなかったので驚きました。声かけられた時に一緒にSatukiさんも居て、Satukiさんからも「参加したい」という話があったんで「じゃあとりあえずこのメンバーで組んでみるか」って。自分自身、世界大会での実績があまり良くなかったので、今でも「良く組んでくれたな」って思います。
――今のFNATICの雰囲気を教えてください。
わちゃわちゃ配信したりするBKGKっていうクラブがあって、YukaFさんもSatukiさんもそこに所属しているんですけど、そこに所属している人たちは陽気な人が多いイメージがあって、わちゃわちゃするのかと思っていました。いざ組んでみると自分にも厳しく他人にも厳しいっていう雰囲気で、世界大会で勝つことを目標にしているのでそれだけの姿勢が必要なんだと思いました。世界大会で活躍するチームはどこもストイックなので。
――確かにTSMもストイックなイメージがあります。こんなチームになりたいっていうイメージはありますか?
反省会の時に言い合いになったりもするんですけど、お互いに熱量を持っていたら、不快に感じないじゃないですか。そんなお互いに高め合えるようなチームになっていければ、世界一が獲れるチームになれると思っています。
――最後に応援してくれているファンの皆さんにメッセージを頂けますか?
ここ1年で皆さんに知っていただけるようになったのですが、それまでは本当に無名でその頃から応援し続けてくれている方々がいて、かなり元気をもらってます。これからも頑張りますので無名時代から応援してくれている方も最近知ってくれた方も引き続き、応援してもらえると嬉しいです。
――ありがとうございます。お疲れ様でした。
※本インタビューはSplit 1 Pro League開催前に収録されたものです。
【プロフィール】
Lykq
FNATIC Apex Legends部門のプロゲーマー。ゲームパッドを使用する選手の中でも秀でたエイム力を持ち、落ち着いたIGLに定評のある選手。2002年生まれで趣味は服、音楽、推し活。